カテゴリ:体色・表現
弱光とは、幹之メダカなどで背中の体外光が比較的短い範囲に現れる個体を表すために使われてきた呼称です。
暗い光という意味ではない
弱光という言葉から光そのものが暗い個体を想像しやすいですが、幹之メダカのグレード表現では主に体外光の伸びる範囲が短いことを示します。短くても光沢自体が強く輝く個体は存在します。
初期の幹之で多く見られた表現
幹之メダカが登場した初期には、現在のように口先近くまで体外光が伸びる個体は少なく、点状の光や弱光が多く見られました。その後、長い体外光を持つ個体を選別することで改良が進みました。
中光との違い
中光は弱光より長く体外光が伸びた個体を指します。ただし両者の境界は連続的で、販売者によって判断が異なることがあります。
成長後に呼称が変わることがある
若魚では弱光に見えていても、成長に伴って体外光が伸び、中光・強光相当になる個体があります。そのため弱光は遺伝子型そのものではなく、観察時点の表現を示す言葉です。
繁殖素材としての価値
体外光が短いから観賞魚として価値がないという意味ではありません。体色、ラメ、ヒレなど別の特徴を持つ個体では、交配素材として利用されることもあります。
弱光でも体外光形質は同じ
光が短いから体外光とは別の形質になるわけではありません。背中に現れる虹色素胞による光という基本は強光やフルボディと共通しています。
違いは主に発現範囲であり、別の体色やラメと組み合わせれば独自の観賞価値を持つことがあります。