カテゴリ:繁殖・成長

種親とは、次世代の繁殖や系統維持のために選抜して残す親魚を指す言葉です。「親魚」とほぼ同じ意味で使われることもありますが、特に品種改良や系統保存で重要な親という意味合いが強くなります。

見た目だけで選ばない

種親を選ぶときは目的の色や光沢がよいだけでなく、体型、泳ぎ、ヒレ、繁殖能力、健康状態なども確認します。外見が非常に良くても体が弱い個体を無理に使うと、系統維持が難しくなる場合があります。

系統情報が重要

同じ表現の個体でも、その兄弟にどの程度目的形質が出ているか、親世代でどのような組み合わせをしたかによって繁殖結果は変わります。

種親管理では個体そのものと一緒に、親・兄弟・採卵時期などの記録を残すと選抜しやすくなります。

一匹だけに依存しない

極端に少数の種親だけで長く系統を維持すると、遺伝的多様性が小さくなります。目的に応じて複数個体・複数系統を管理する方法があります。

親魚との違い

親魚はその繁殖に使う成魚を広く指し、種親は将来の繁殖源として残す価値を意識した呼び方、と考えると分かりやすくなります。

毎年更新することもある

メダカは若い成魚の方が活発に繁殖することが多いため、毎年次世代から新しい種親を選び、系統を更新していく管理が一般的です。

種親の予備を残す

重要な系統を一組の親だけで維持すると、病気や事故で失う危険があります。複数の親群や兄弟群を分けて残しておくと、系統を失うリスクを下げやすくなります。

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