カテゴリ:遺伝・品種改良

選別とは、飼育しているメダカを一定の基準で見分け、グループへ分ける作業です。品種改良の親選び、販売グレード、雌雄、サイズ分けなど目的によって基準は異なります。

品種改良の選別

兄弟の中から体色、ラメ、体外光、模様、ヒレ、体型など目的形質を強く持つ個体を残し、次の親候補にします。

サイズ選別

稚魚を大きさごとに分けるサイズ分けも広い意味では選別です。目的は品種改良ではなく、餌競争や共食いを減らして成長をそろえることです。

雌雄選別

繁殖用にオス・メスを分けたり、販売時に性別を確認したりする作業も選別に含まれます。

淘汰との違い

淘汰は繁殖に使わない個体を除外する意味を強く持ちます。選別は単に「分ける」作業であり、選外個体を廃棄することを必ず意味しません。

選別時期が早すぎると見落とす

形質によって完成時期が違います。若魚ではまだ見えない体外光やヒレ伸長を早く選外にすると、成長後に良くなる個体を失う可能性があります。

基準を記録する

世代ごとに「何を残したか」を記録すると、選抜方向がぶれにくくなり、表現率の変化を追いやすくなります。

上見と横見を使い分ける

体外光や柄は上見、ヒレ形状や体型は横見の方が判断しやすいなど、形質によって適した観察方向が違います。一方向だけで全形質を選別しないことが重要です。

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