カテゴリ:繁殖・成長
産卵とは、成熟したメスが卵を体外へ放出することです。メダカではオスの求愛に続いてメスが放卵し、ほぼ同時にオスが放精することで受精します。
メダカは体外受精
卵はメスの体内でオスの精子と受精するのではなく、放卵・放精の際に体外で受精します。そのためオスとメスの産卵行動がうまく合わないと無精卵が増えることがあります。
産卵後に卵を腹部につける
メダカの卵には長い付着糸があり、産卵直後の卵は互いに絡まり、メスの腹部に房状についた状態になります。
その後、メスは水草や産卵床へ体を触れさせ、卵を付着させます。
毎日産むこともある
水温、日照、餌、親魚の状態が適していると、メスが短い間隔で繰り返し産卵することがあります。長日・適温の実験室条件では連日産卵するメダカも知られています。
屋外の産卵期
屋外では春に水温と日照時間が上がると繁殖が始まり、夏まで活発に続きます。秋に日が短く水温が下がると産卵は減っていきます。地域や年の気候によって時期は変わります。
産卵しても卵が見つからない場合
親魚が卵を食べる、水草の奥へ付着する、無精卵が早く白濁するなどで見つけにくいことがあります。採卵する場合は産卵床を用意すると回収しやすくなります。
産卵数を記録すると変化が分かる
親魚の産卵数を数日から数週間記録すると、急な減少や回復を把握できます。天候、水温、餌量、親魚の変更などと一緒に記録すると、繁殖条件との関係を振り返りやすくなります。