カテゴリ:繁殖・成長
採卵とは、メダカが産んだ卵を水草や産卵床、メスの腹部などから回収し、孵化用に管理することです。繁殖数を確保したい場合や品種ごとに親子関係を管理したい場合に行います。
なぜ卵を親から分ける?
メダカは自分の卵や孵化したばかりの稚魚を食べることがあります。卵を親魚と分けることで、食卵・捕食を減らし孵化率や生存率を高めやすくなります。
産卵床から採る方法
産卵床へ付着した卵を指やピンセットなどで丁寧に外す方法と、卵が付いた産卵床ごと別容器へ移す方法があります。
卵膜はある程度丈夫ですが、強くつぶしたり乾燥させたりしないよう注意します。
採卵した卵を確認する
採った直後は有精・無精が分かりにくいことがあります。時間の経過とともに発生する卵と白濁する卵を分け、状態の悪い卵を適宜取り除きます。
品種・親ごとに分ける
改良メダカの繁殖では、異なる系統の卵が混ざると親が分からなくなります。産卵床や孵化容器に品種名・親番号・採卵日を記録すると管理しやすくなります。
毎日採る必要があるとは限らない
目的の生産数や親魚数によって採卵頻度は変わります。卵を大量に採りすぎると孵化後の飼育容器が不足するため、育成できる数を考えて計画します。
採卵日の記録が孵化管理に役立つ
採卵日を容器ごとに記載しておけば、発眼や孵化の遅れを判断しやすくなります。複数日分を一つの容器へまとめる場合も、最古・最新の採卵日を記録すると孵化期間を把握できます。