カテゴリ:繁殖・成長
生存率とは、ある期間の開始時にいた個体のうち、終了時まで何%が生き残ったかを示す割合です。メダカ繁殖では、針子・稚魚育成の成績を確認する重要な指標です。
基本的な計算
例えば孵化した針子100匹を育て、30日後に80匹が生きていれば、その期間の生存率は80%です。
孵化率との違い
孵化率は卵のうち何%が孵化したか、生存率は孵化した個体などがその後どの程度生き残ったかを表します。二つを分けて記録すると、問題が卵管理か育成管理か判断しやすくなります。
開始数を正確にする
針子を大量に育てる場合、開始数が概算だと生存率も概算になります。正確な比較が必要な場合は、孵化数や導入数を記録します。
生存率に影響する要因
餌不足、過密、水質悪化、急な水温変化、病気、共食いなど多くの要因が関係します。針子期では特に餌切れと水質のバランスが重要です。
期間を明記する
「生存率90%」だけでは、1週間の数字か3か月の数字か分かりません。比較するときは、孵化後7日、30日など対象期間をそろえます。
歩留まりとの違い
歩留まりは最終的に販売・選別可能な個体がどの程度残ったかなど、生産全体の成果を表すためにも使われます。単純な生死だけを見る生存率とは意味が異なる場合があります。
死亡数だけでなく消失にも注意
屋外の小さな針子では、死骸が分解されて見つからない、排水時に流れる、捕食されるなどで数が減ることがあります。正確な生存率を出すには開始数と終了数を同じ方法で数えることが重要です。