カテゴリ:繁殖・成長

卵黄とは、卵の中に蓄えられている栄養物質で、発生中の胚が成長するためのエネルギーや材料になります。メダカの卵では大きな卵黄の上に胚が形成され、発生が進みます。

孵化前の栄養をまかなう

卵の中にいる胚は外から餌を食べることができません。そのため、受精から孵化までの成長に必要な栄養は主に卵黄から供給されます。

胚の成長とともに減っていく

眼、心臓、筋肉、内臓などが形成されるにつれ、卵黄は少しずつ消費されます。孵化が近づく頃には、受精直後と比べて卵黄の形や大きさが変化します。

孵化直後にも残ることがある

孵化した仔魚には、腹部に卵黄が残っていることがあります。これは卵黄嚢として見え、孵化直後の栄養を補います。

いつから餌を与える?

メダカは孵化後まもなく遊泳し、自力で摂餌を始めます。卵黄が完全に見えなくなるまで絶食させる必要はなく、泳ぎ始めた針子が食べられる微細な餌を用意します。

卵黄の異常だけで判断しない

発生途中の卵黄の形はステージによって変わります。卵黄が大きい・形が違うという一点だけで異常と判断せず、胚の動きや眼、血流など発生全体を観察します。

卵黄と餌切れを混同しない

孵化直後に卵黄が見えるからといって、数日間まったく餌が不要とは限りません。遊泳・摂餌を始めた個体には口に合う餌を用意し、卵黄吸収と外部摂餌が重なる時期として管理します。

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